甘くてヘルシー!スウィーティー(オロブランコ)とは?
スウィーティーは、その名前から甘さを想像させる柑橘類の一種で、正式な品種名は「オロブランコ」といいます。ぶんたん(ポメロ)とグレープフルーツを交配して作られた3倍体雑種で、種がなく、独特の甘さと程よい酸味が特徴です。グレープフルーツよりも酸味が控えめで甘味が強いため、食べやすく、ジュースやお菓子、ガムなどの原料としても活用されています。
スウィーティーのカロリーはどのくらい?
スウィーティーのカロリーは、100gあたり約40kcalと低めの値となっています。これは他の果物と比べても高くはありません。以下の表で代表的な果物のカロリーと比較してみましょう。
果物 | 100gあたりのカロリー |
---|---|
スウィーティー(オロブランコ) | 40kcal |
グレープフルーツ | 38kcal |
オレンジ | 46kcal |
りんご | 54kcal |
マンゴー | 64kcal |
このようにスウィーティーのカロリーは控えめで、ダイエット中やカロリー制限中でも安心して取り入れられるレベルです。
スウィーティー1個あたりのカロリー
サイズにもよりますが、スウィーティー1個の重さは約200gほどあります。ただし、皮や白い皮(アルベド)など食べられない部分を除いた可食部は約110g程度です。廃棄率は約45%と高めなので、その点を考慮すると実際に食べる部分のカロリーは約44kcal程度になります。
つまり、1個まるごと食べてもカロリーはそれほど高くありません。
スウィーティーの糖質量は?
健康管理や糖質制限をしている方は、果物の糖質も気になるポイントです。糖質量は、「炭水化物量-食物繊維量」で計算できます。
スウィーティーの100gあたりの栄養成分は以下の通りです。
成分 | 量(100gあたり) |
---|---|
炭水化物 | 10.1g |
食物繊維 | 0.9g |
よって、糖質量は下記の計算になります。
糖質量=炭水化物10.1g-食物繊維0.9g=9.2g
糖質量の比較
果物の糖質量にはかなりばらつきがあり、スウィーティーの糖質9.2gは低い方に位置します。
一般的に糖質の多い果物は以下のようなものがあります。
– バナナ:約20g/100g(品種による)
– マンゴー:約15~20g/100g
野菜に比べると果物の糖質量はやや高めですが、市販のスイーツやお菓子に比べると格段に低く、健康的な間食としておすすめできます。
スウィーティーの栄養価と健康効果
スウィーティーはカロリーと糖質が控えめであるだけでなく、ビタミンCや食物繊維も摂取できます。特にビタミンCは美肌や免疫力アップに寄与し、食物繊維は腸内環境の改善や便秘の解消に役立ちます。
酸味が少なく甘味が感じられるため、子どもから大人まで食べやすい果物です。皮は黄緑色から完熟すると鮮やかな黄色に変わり、目でも楽しめます。
スウィーティーの食べ方と保存方法
スウィーティーは、グレープフルーツに似た食感ながら苦味が少なく、皮が厚いので扱いやすいのが特徴です。剥き方はシンプルで、包丁で上下を切り落として皮を剥き、房ごとに分けて食べるのがおすすめです。
保存は冷蔵庫の野菜室が適しています。追熟させたい場合は常温で数日置くと黄色みが増し、甘みが増します。
まとめ
スウィーティー(オロブランコ)は、種なしで甘く食べやすい柑橘類です。
– 100gあたり40kcalと低カロリーで、1個分の可食部でも約44kcal程度と控えめ
– 糖質量は100gあたり9.2gで、果物の中でもやや低糖質
– 甘くて酸味控えめなので、幅広い世代に好まれる
– ビタミンCや食物繊維を含み、健康や美容にも嬉しい栄養素が摂れる
日常のデザートや軽食として、健康に気を使う方にもおすすめできる果物です。カロリーや糖質量を気にしながらも果物を楽しみたい方は、ぜひスウィーティーを取り入れてみてください。