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タイ米のカロリーと糖質を徹底解析!ダイエット中でも安心の食べ方ガイド

目次

タイ米(インディカ米)とは?

タイ米はインディカ種の米で、主にタイやベトナムを中心に生産されている長粒米です。日本で一般的なジャポニカ種(うるち米)と比べて、粒が細長く、炊き上がりはパサパサして粘り気が少ないのが特徴です。この独特の食感はアミロース含有量が高いためで、炊飯後も冷めにくくパラパラとした仕上がりになります。チャーハンやカレーなど、様々な料理に使われることが多いのも特徴です。

タイ米のカロリーはどれくらい?

タイ米のカロリーを理解するために、生の状態の栄養成分と炊飯後のデータ(うるち米を参考)を見ていきましょう。

種類 状態 エネルギー (kcal/100g) 水分 (g) タンパク質 (g) 脂質 (g) 炭水化物 (g) 食物繊維 (g)
タイ米(インディカ米) 生米 363 13.7 7.4 0.9 77.7 0.5
うるち米(日本米) 生米 358 14.9 6.1 0.9 77.6 0.5
うるち米(日本米) 炊飯後 168 約65 約2.9 約0.4 約36.8 約0.5

生の状態で比較するとタイ米のカロリーは約363kcalで、うるち米の358kcalとほぼ変わりません。炊飯すると水分が増えるためカロリーは100gあたりで半減近くなります。インディカ米の炊飯後の正確な数値はありませんが、うるち米と大差ないと考えられています。

タイ米の糖質量はどのくらい?

糖質は「炭水化物 – 食物繊維」で計算されるため、タイ米の糖質量は以下の通りです。

種類 状態 糖質量 (g/100g)
タイ米(インディカ米) 生米 77.7 – 0.5 = 77.2
うるち米(日本米) 生米 77.6 – 0.5 = 77.1
うるち米(日本米) 炊飯後 約37.1

生米のまま比較するとタイ米も白米も糖質量はほぼ同じです。炊飯後は水分によって糖質値が半減しますが、粒の形状やアミロースの多さが影響して血糖値の上昇速度には違いが出ます。

タイ米のGI値とダイエット効果

GI値(グリセミック指数)は食品が血糖値をどれだけ上げるかの指標で、低いほど血糖値の急激な上昇を抑えられます。タイ米はアミロース含量が高いためGI値が比較的低めであり、これは血糖値の急激な上昇を抑制することから、ダイエットや糖質コントロールを意識する人に好まれる理由の一つです。
しかし、糖質の絶対量は白米とほぼ変わらないため、食べ過ぎればカロリー過多となり、ダイエット効果は得られません。適切な量を守りつつ、食物繊維やタンパク質が豊富な他の食材と組み合わせることが重要です。

タイ米の健康的な食べ方ガイド

ダイエットや健康のためにタイ米を取り入れる際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

1. 食べすぎに注意する

カロリーや糖質量はうるち米とほぼ同じ。どんなに体に良いと言われる食品も過剰摂取は肥満の原因になります。1食あたりのご飯の量を炊飯後150~180g程度に調整しましょう。

2. 食物繊維をプラスする

食物繊維が豊富な野菜やきのこ、海藻類と一緒に食べることで血糖値の上昇をゆるやかにできます。たとえば、カレーに野菜をたっぷり入れたり、チャーハンに野菜を多く使うと良いでしょう。

3. タンパク質も意識して摂る

タイ米は生米ではタンパク質がやや多めですが、炊飯すると薄まります。おかずで良質なタンパク質(肉、魚、豆腐など)を摂ることも大切です。これにより満腹感が得やすくなり、食べ過ぎ防止につながります。

4. 適切な調理法を選ぶ

炒め物や油を多く使うカレーなどはカロリーが増えやすいので注意が必要です。油の量を抑えたり、蒸したり茹でたりして調理する方法も取り入れてみましょう。

5. よく噛んで食べる

タイ米のパサパサ感はよく噛むことを促します。ゆっくり食べることで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ防止に効果的です。

まとめ

タイ米(インディカ米)は日本の一般的なうるち米と比べてカロリーや糖質量はほぼ同じですが、GI値が低く血糖値を穏やかに上げる特徴があります。そのためダイエットや糖質制限中にもよく選ばれます。しかし、糖質自体が少ないわけではないので、食べ過ぎには十分注意しましょう。野菜やたんぱく質と合わせ、適切な量と調理法で楽しむのが健康的なタイ米の食べ方です。正しい知識をもって賢く食生活に取り入れましょう。

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